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アジア太平洋地域の魅力的なサバティカルのアイデア6選


読了5分
2023年5月15日

ジョン・レノンはかつて、「人生とは、人生以外のことを夢中で考えているときにある。」と述べていました。一歩下がって、自分の現在地、そしてどこに進んでいきたいのかをじっくり考えるには、しばしばサバティカル(長期休暇)が必要です。

仕事を一休みする機会に恵まれた方々のために、サーフィンなどの新しいスキルを身に付けることから、寺院に滞在して瞑想をマスターすることまで、アジア太平洋地域で最高のサバティカルのアイデアをご紹介します。

料理を学ぶ(ベトナム|ホイアン)

ベトナムでの料理教室で人生を豊かにしましょう

ベトナムを訪れる人なら誰でも、その料理がどれほど複雑で、多様で、実においしいかすぐにわかるでしょう。せっかくなら、ベトナム料理の最高テクニックを学べるコースで豊かな時間を過ごしてみませんか?海岸沿いの都市であるホイアンは、そのような体験ができる場所として特に人気がありますが、海辺でのゆっくりとした生活も楽しむことができます。

彩色された仏塔、運河、提灯のある魔法のように魅惑的な旧市街を探索したら、Gioan料理学校などで教室やコースに参加しましょう。教室では、フォー(米麺が入った骨スープ)、バインセオ(様々な具材をパリッとしたクレープのようなもので包んだもの)、生春巻きなどの伝統料理を作る基本を学ぶことができ、また多くの場合、料理前に食材を調達するための地元の市場ツアーが含まれていることもあります。

サバティカルの間のゆったりとした滞在には、高評価のOkra Hoianがおすすめです。

寺院に滞在して瞑想(日本|高野山)

日本の寺院に滞在して心の平安を求めましょう

悟りを追求するために仕事を辞め、物質的な財産をすべて放棄することが難しければ、少なくとも正しい方向への第一歩として、高野山の寺院滞在し、サバティカルを瞑想に費やすのはいかがでしょうか。宿坊として知られる寺院の宿は、1,000年以上にわたって、僧侶や通りすがりの巡礼者を受け入れてきました。最近では、現代のマインドフルな旅行者に、自身を見つめ直して心の平安を得る機会を提供しています。

このような宿坊は、神聖で静かな人里離れた自然に囲まれた日本全国の農村地域にあります。滞在中に1つ心に留めておくべきことは、住み込みの僧侶を尊重し、彼らが日々の修行を行っている間、できるだけ邪魔をしないようにすることです。

高野山の宿坊 恵光院は、1,000年の歴史を持つ仏教寺院の敷地内にある特に物静かな宿泊施設です。仏教の儀式や瞑想の機会に加え、洗練された伝統的な日本式の装飾や、美しい庭園を楽しむことができます。

ヨガ講師を目指して修行(インド|マイソール)

マイソールでヨガを学び、人生を方向転換させてみませんか?

インド南部のカルナータカ州にあるマイソールは、人生を変えてしまうようなサバティカルを過ごすのに最適な街です。ここは、アシュタンガヨガと、週6日太陽が昇る前の練習を含んだ、高度にパーソナライズされた指導法のマイソール・メソッドの発祥地でもあります。また、世界中のヨガ行者の巡礼地でもあり、あのマドンナも引き付けられてこの地のヨガスクールを訪れています。

これらの「シャラ」(ヨガスタジオを指すサンスクリット語)のほとんどは、1ヶ月以上学ぶ学生を対象に受け入れているため、スピリチュアルで癒しのエネルギーに満ちたこの緑豊かな大都市を心から知ることができるでしょう。毎日の練習の後は、ナリヤル・ワラ(nariyal wallah)(ココナツ販売者)が売る新鮮なココナッツでリフレッシュするのもおすすめです。その後はC.C.B.CやTKS Iyengar'sなどの地元のカフェに向かえば、できたてのイドゥリ(発酵米のケーキ)やドーサ(発酵米のクレープ)など、食欲をそそる南インド料理の朝食を楽しむことができます。

サバティカルは、多くのヨガ・シャラが集まるエリア、ゴクーラムのRed House Yoga Centerでの滞在で落ち着いた時間を過ごしましょう。

サーフィン・レッスン(オーストラリア|バイロンベイ)

サバティカルを海辺で過ごして、地球の正反対側でサーフィンを習いましょう

日光の下、海で何時間も過ごしながら新しいスキルを身につけることほど真に活力を取り戻すサバティカルはないでしょう。そして、サーフィンを学ぶことに関して言えば、オーストラリアがぴったりの場所です。その中でも、かつてはのどかなビーチの町であったバイロンベイがおすすめです。今ではより華やかになったものの、まだゆったりとした魅力と人を引き付ける自然の美しさが残っています。

この町には長く伸びたキラリと光る白い砂浜を誇るビーチがいくつかありますが、まずは初心者にも優しいワテゴスビーチ沖の穏やかな大波から始めることができます。そして、地元のサーフィンスクールでサバティカルを過ごした後は、日焼けしたプロのサーファーが集まるブランスウィック・ヘッズ・ビーチの大きな波へとレベルを上げましょう。

自分へのご褒美には、バイロンベイのWategosRentでおしゃれなサバティカルの滞在はいかがでしょうか?

ゾウの保護区域でボランティア活動(タイ|チェンマイ)

タイで、保護されたゾウに餌をあげるボランティア活動はどうですか?

充実したサバティカルをお求めならば、チェンマイの近くにある霧のかかったジャングルの山々まで登り、エレファント・ネイチャーパークに向かいましょう。タイで最もよく知られている保護プロジェクトのひとつであり、1995年から救助されたゾウのリハビリを行っています。ここには搾取から救われたたくさんのゾウに加え、猫、犬、豚、アヒルなど保護されたあらゆる種類の動物がいます。

日帰りのツアーや1泊の滞在も可能ですが、より長い期間でのボランティアでの参加については事前に十分な手配が必要ですのでご注意ください。長期のボランティアの場合は、マハウト(mahout)(像使い)の餌やりのために新鮮な農産物を準備するほか、実際に自分も餌やりをしたり、熱帯雨林の川でゾウに水浴びをさせたりするなどのお手伝いをします。これらの美しい動物が自由に歩き回るのを眺めながら、その行動に関する洞察を深めると同時に、地球にとってプラスになる行動に貢献することができます。

ボランティア活動中は敷地内の宿泊施設に住むことになりますが、活動後は風光明媚なHoh Guesthouseにチェックインして滞在を延長しましょう

韓国語を習得(韓国|済州島)

済州島に住みながら地元の友人を作って韓国語を練習しましょう

近年、韓国文化に対する国際的な関心の高まりは非常に著しく、その流行をあらわす「韓流」という言葉まで存在します。この波に乗りたくてたまらない人々にとって、世界で最も急速に広がりを見せている言語のひとつでもある韓国語を学んでサバティカルを過ごすのは、素晴らしいアイデアと言えるでしょう。

その語学力をできるだけ早く身につけるには、のどかな済州島での長期間滞在で、地元の生活に浸るのがおすすめです。ここでは、韓国の料理や音楽、映画、美しい風景を楽しんだりしながら、普段の仕事や生活のストレスから解放されることができます。

サバティカルの間はJEJU Doldam B&Bに滞在して、目覚めと共に海を眺めましょう。