意外な場所に発見！ヨーロッパにある熱帯の島7選
白い砂浜、アクアマリン色の海、パラソルの飾りのついたフルーティなカクテル…これらが揃う絶対に訪れたい、意外なほど熱帯気候のヨーロッパの島をご紹介します。
ザキントス島（ギリシャ）
地中海型の気候と豊富な降水量により、熱帯植物に近い草木が生い茂るザキントスでは、青々とした崖の頂上と、印象的なナヴァイオビーチを取り囲む白い岩が鮮やかなコントラストをなしています。過去の事件により「シップレック（難破船）・ビーチ」という呼び名もありますが、島を訪れた人の目には、黄金の砂とアクアマリン色の海が美しい平和なオアシスと映るでしょう。エデン ヴィラズ（Eden Villas）が近場の宿ですが、少し離れた場所にあり、ナヴァイオまでのシャトルを提供する、プライベートビーチつきのキモトエー エリート（Kymothoe Elite）もおすすめです。
ポルクロール島（フランス、プロヴァンス・アルプ・コートダジュール）
ポルクロールは1912年にベルギーの探検家フランソワ・ジョセフ・フォーニエールが妻への贈り物として購入し、そのフォーニエールによって500エーカーのブドウ畑が作られました。それから100年以上経った今でも、ブドウ畑は活況で「コート・ド・プロヴァンスのワイン（Vin des Côtes de Provence）」と呼ばれるワインを生産しています。ポルクロールを囲むビーチは穏やかで比較的人が少ないですが、なかでもユーカリや松の木が並ぶプラージュ・ノートル・ダムはフレンチ・リヴィエラ（コートダジュールの別称）でもっとも人気のビーチのひとつとしてよく取り上げられます。自炊用の設備を備えたホテル レジデンス レ メデス（Hotel Residence Les Medes）が車で20分の距離にあります。
ゴゾ島（マルタ）
マルタ諸島の中で2番目に大きいにも関わらず、その隣にあるより大きな島に人気の座を譲り、旅行者に見落とされがちですが、美しい夕陽とユニークな建築が見られるゴゾ島は、次の島旅行の目的地として理想的な島でしょう。シャウキーヤのロタンダ（上部にドームがついた円形の建物）やジュガンティーヤ神殿、タ・ピーヌ聖堂などは必見の建築物です。アクティブな旅行者に特に人気なのは、島の西海岸にあるブルーホールでのダイビングです。ダイビングをするのであれば、近くのシャンティ ガル ゴゾ B&B（Shanti Ghar Gozo B&B）に泊まるのはいかがでしょうか。
マデイラ島（ポルトガル）
マデイラ島では様々な地形や景色が楽しめるので、山登りをした次の日はビーチでのんびり過ごすなど、ひとつの旅行で複数の休暇を過ごした気分になれるでしょう。特にポンタ・デ・サン・ロレンソ半島は、一度訪れたら離れがたく感じるかもしれません。この半島の砂の入り江の多くはカヤックでしか訪れることができませんが、ほぼ完全に隔離された場所でダイビングをしたり、たった数時間でも日光浴をするためであれば、一漕ぎする価値はあるでしょう。半島にあるキンタ ド ロルデ リゾート ホテル マリーナ（The Quinta do Lorde Resort）には専用のマリーナとプライベートビーチがあります。
エルバ島（イタリア、トスカーナ）
エルバ島はナポレオン・ボナパルトが追放され、その9ヶ月後に脱出した島として有名です。エルバ島の白い砂浜（70ヶ所すべて）と澄み切った青い空を初めて見た人は、ナポレオンがなぜそのような行動をとったのか理解に苦しむかもしれません。どこから観光を始めればよいか迷う場合は、とりわけ人気でダイビングスポットがたくさんあるフォルノビーチと、晴れた日に過ごすのがおすすめのビオドラビーチがおすすめです。ビオドラビーチから徒歩一分の距離にあるホテル エルミタージュ（Hotel Hermitage）に泊まりましょう。
クサミル島（アルバニア）
イオニア海沿いにあるアルバニアの街、クサミルの近くにあるクサミル諸島は船でのみ訪れることができるので、景色を楽しみながら日帰り旅行ができます。島のいくつかは盛り上がった砂州でつながっていて、流れるように生い茂る海藻に囲まれています。陸地には常緑樹の森があり、真昼の日差しによって透明な水の上に影を作ります。ここを訪れた際は、本土に宿泊するのがおすすめです。ムスタハラ アパートメンツ クサミル（Mustafaraj Apartments Ksami）lを滞在先に選べば、徒歩1分でビーチまで行けます。
ムリェト島（クロアチア）
クロアチアの島の中でもっとも緑の多いムリェト島は目も心も楽しませてくれる島です。この島では、深い緑色の地中海の森の中に、日を浴びたオリーブ畑とブドウ畑が点在しています。ドゥブロヴニクからフェリーですぐに訪れることができるものの、人里離れた雰囲気が漂っています。大きい方の湖に浮かぶ聖マリア小島のベネディクト修道院があることで、スピリチュアルな印象を覚えるほどです。島の中の島を訪れるのはそれだけで珍しい体験となりますが、島の景色とホスピタリティがこの体験をさらに貴重なものにしてくれるでしょう。海岸にあるアパートメント スラヴィカ（Apartments Slavica）からターコイズ色の海の眺めを満喫しましょう。
