この記事では、世界中の旅行者によってサントリーニ島で高評価を得た、柔軟に過ごせる別荘をいくつかご紹介します。
古い石造りのイキア クリトンは、約3,600年前の火山噴火でエーゲ海に部分的に沈んだサントリーニ島のカルデラの端にあり、崖を削るようにして建てられています。人々を惹きつける半月形の湾の景色だけでなく、毎年何十万人もの旅行客が白く輝く村とコバルトブルーの海、褐色の崖を照らしながら沈む夕日に心を揺さぶられています。そのため、イキア クリトンのテラスから見える壮大なパノラマ風景は価値が高く、ホストである母と息子のクリトンとエイリーニがサーブしてくれる早朝のコーヒーや夕暮れ時の一杯を楽しみながら過ごす時間はまさに天国です。
伝統的なサントリーニのケーブハウス(洞窟住居)であるアネミ ハウス&ヴィラズは、ピンクとライラックとブルーに塗られたカラフルな外観がカルデラと同じくらいフォトジェニック。ケーブハウスは迷路のように入り組んでおり、灰色の石段や、ポケットのようにくり抜かれたプライベートテラス、滝つぼなどが点在しています。オリーブとヤシの木が影を落とし、花々があふれるように咲く植木鉢が並ぶ一帯には、夕日に照らされながワインが楽しめるとっておきのスポットがたくさん。行き届いていながら控え目なオーナーのディミトリス、明るい白やロイヤルブルー、ホットピングなどのテーマカラーが美しいスイートルーム、屋上から見渡せる360度の島の景色、屋外ジャグジーに数ある地元の市場。このケーブハウスには、旅行中の欲を満たすものが揃ってます。
レンガ造りのアザレア ハウジーズは、18世紀のワイン醸造所を改築した宿で、伝統的かつ正真正銘のギリシャが残る場所。同時に、シンプルでありながらラグジュアリー感も備えています。湾曲した桃色の外観は、海と空の青を背景に、輝かしいカラーパレットのように浮かび上がります。美しいことで有名な近くの町、イアまで歩いたり、テラスで自分だけの場所を見つけて日光浴をしたり、フクシアの花で覆われたハンモックで本を読むのもおすすめです。
崖の上に建ち、白塗りのサントリーニスタイルヴィラであるソルスティス ラグジュアリー スイーツは、シンプルデザインの傑作ともいえる見た目に、ギリシャの島の魅力が詰まっています。柔らかな曲線や白いリネンを基調とするスイートのテラスからは、どこまでも続く真っ青な海が望めます。また箱のような形をした屋上のスイミングプールは、暗くなるとライトアップされます。ライトグリーンに光り、周りを囲むサボテンが抽象的な彫刻のように見えるプールは夜のお酒を楽しむのにぴったりです。その他にも、貸し切りのホットタブや、ヘラクレスとニコスが率いるホスピタリティに溢れるスタッフも特筆すべきポイントです。