ソンクラーンのお祝いにおすすめのタイの旅行先8選

タイの旧正月であるソンクラーンは、タイにおいて最大かつ最も重要な祝日です。また、タイの水かけ祭りとしても有名で、祭りを祝う人々が水鉄砲や放水砲、バケツを手に街頭に繰り出し、見たこともないほどの大規模な水合戦を繰り広げます。

このイベントは、タイでも1年のうちの最も暑い時期にあたる4月13日から15日にかけて開催されるので、ずぶ濡れも大歓迎です。

タイのソンクラーンを楽しむのにピッタリな人気の目的地で、お祭り騒ぎを満喫しましょう！

タイ北部の古都チェンマイでは、最大級のソンクラーンが開催されます。タイの他の地域のお祭りは数日間に渡って開催されますが、チェンマイでは丸1週間続きます。

霧がかった堀に囲まれた旧市街の並木道を巡るパレードについて行き、ジャスミンの香りがする水を仏像にかけている地元の人々に加わりましょう。街頭で砂のパゴダを作ったり、ダンスのパフォーマンスを見たり、屋台でタイのストリートフードを味わったりできます。

また、お祭り騒ぎの賑やかな場面に飛び込んで、みんなと一緒にひも付きのバケツで堀の水を汲んで行き交う人々に撒き散らしたり、トゥクトゥクに積まれた樽の水を利用したりして楽しめます。市内中心部にある静かなイン オーン チェンマイ ホーム（Inn Oon Chiang Mai Home）で休息を取ったり、水鉄砲の準備をしたりしましょう。

タイの首都に行くと、普段は交通量の多い通りが大規模な水合戦で埋め尽くされているので、賑やかなソンクラーンを楽しめること間違いなしです。LGBTQ+の旅行者に特に人気のスポットであるカオサン通りやシーロム通りにも観光客が集まり、暑い日差しの下、冷たい水でお互いずぶ濡れになりながら、DJの音楽に合わせて踊っています。

気分転換に、地元の人々が集まり伝統的なソンクラーンが行われるバンランプー市場で1日を過ごしましょう。どこに行っても、タイの文化的多様性、手の込んだ衣装、エンターテイメント、そして一緒に祝ってしまいたくなる雰囲気のパレードを楽しむことができます。LOL エレファント ホステル（The LOL Elephant Hostel）は、カオサン通りからわずか数分のところにある清潔なドミトリーです。

ビーチを拠点にしたソンクラーンなら、山がちで熱帯雨林に覆われた島プーケットが最高です。ここでは、タイ南部で最大のお祭りが昼夜を問わず開催されます。

パトンビーチでは賑やかなパーティーが行われ、バングラ通りでは最も激しい水合戦が繰り広げられます。通りはキンキンに冷えた水を積んだトラックであふれ返り、盛り上がった人々が水鉄砲や放水砲、バケツで互いに水をかけ合っています。

ちょっとひと休みしたくなったら、島の中心地であるプーケットタウンのお祭りへどうぞ。ローカル感が漂うオールド・プーケット・タウンのお祭りでは、寺院に香り付きの水を振りかけたり、伝統的なタイ舞踊のパフォーマンスが行われたりしています。ラ ピッコラ パトン（La Piccola Patong）は、パトンビーチから徒歩わずか10分の場所にある評価の高いホテルです。

チェンマイと同じく、パタヤのソンクラーンも約1週間に渡って開催されますが、時にはそれ以上になることも。美しいビーチが続くこの沿岸都市は、賑やかなお祭りを繰り広げるのに絶好の舞台になっています。

19日まで行われる大規模な水合戦のために準備を整えましょう！近年では、消防署までもが人々のために弾薬代わりの水を満タンにして、楽しいこのお祭り騒ぎに参加しています。屋外プールとトロピカルガーデンがあるウェーブ ホテル パタヤ（Wave Hotel Pattaya）は、お祭りの喧騒から離れたオアシスを提供しています。

ずぶ濡れを充分楽しんだら、近くにあるバンセーンビーチに立ち寄って有名な砂像を鑑賞しましょう。花や金の絵の具で装飾された100点に及ぶ素晴らしい砂像が並んでいます。アーティストのチームによって作られたチェディ・サイという複雑な砂のパゴダは、バンセーンで最もユニークな観光スポットの1つです。

タイ東北部に位置するイサーン地方最大のソンクラーン祭りなら、コーンケーンのお祝いをチェックしてみましょう。くつろいだ気分にさせてくれるコーンケーンの美しい湖畔の景色も、ソンクラーンになると活気を帯びます。

地元の有名なスポットで「餅米通り」と訳されるカオニャオ通りは、2019年のソンクラーンにおいて人々によるウェーブの世界最長記録を樹立した場所でもあります。もしかしたら、あなたにも世界記録を更新するチャンスがあるかも知れません！

気分転換には、ケン・ナコーン湖の緑豊かな湖畔を散策しましょう。ここでは楽しい郷土芸能や、おいしいお菓子であふれるフードフェスティバルを見ることができます。中心部にありながら落ち着いた宿泊施設をお望みなら、フレンドリーなマイ タイ ゲスト ハウス（Mai Thai Guest House）がおすすめです。

ビーチでの比較的小規模なソンクラーンを体験したいなら、サムイ島]のお祭りは控えめながらも目一杯楽しむことができます。誰もが必需品のバケツやホース、水鉄砲を手に参加しています。

とは言え、参加者はかなり少な目で、雰囲気も落ち着いています。地元の子供たちは、楽しさを増すためにしばしば水に染料の粉を混ぜています。彼らが撒く氷が溶けたような水は、湿度の高い4月の暑さを和らげてくれます。

より本格的な島の体験をしたいなら、西海岸の一部の地域で開催されている穏やかなお祭りがおすすめです。ここでは、地元の漁師の家族と一緒に伝統的なソンクラーンを楽しむことができます。宿は、カラフルな喧騒の中で究極のトロピカルな休暇を満喫できるザ ハイダウェイ スイーツ（The Hideaway Suites）がおすすめです。

ナコーンシータンマラートまで南下して、ユニークなヘナン・クラダン祭りに参加しましょう。ヘナン・クラダンはソンクラーンと同じ時期に開催されますが、その起源は周辺地域のバラモン教やヒンズー教のコミュニティにあります。

このユニークなお祭りでは、タイ語でプラ・イスワンとして知られるシヴァ神を地上に迎え、パレードや祭典で祝います。お祭りのクライマックスは、ホー・プラ・イスアン寺院でのまばゆい光と音のショーです。ナバキテル デザイン ホテル（Navakitel Design Hotel）は、素晴らしい市街の景色を望むスタイリッシュな宿泊施設です。

プラプラデーンでソンクラーンを延長しましょう。ここでは、他の場所よりも少し遅れてお祭りが開催されます（2023年の開催期間：4月21日〜23日）。

プラプラデーンはバンコクの郊外に位置していますが、そのソンクラーン祭りは首都のものと同じくらい陽気で素晴らしい文化体験にあふれています。迫力満点の水合戦のほかにも、カラフルな花のパレードやライブパフォーマーのエンターテイメントを楽しむことができます。

プラプラデーンのソンクラーンの最もユニークな特徴は、地元のモン族による伝統的な儀式です。宿泊は、世界最大の野外博物館・複合施設の1つであるムアンボーラーンに隣接し、タイの豊かな歴史を近くに感じることができるリムコブファ アーバン リゾート（Rimkhobfa Urban Resort）がおすすめです。